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交通事故治療とは

保険は?

すべての車やバイクは「自賠責保険」(自動車損害賠償責任保険)への加入が義務づけられています。自賠責保険は対人事故を起こした際に、被害者のケガや死亡に対して賠償金が支払われます。交通事故でケガを負った被害者は、加害者側の加入している自賠責保険の保険会社に治療を受ける旨を連絡し、承諾を受けることで、窓口で治療費を支払うことなく治療が受けられます。
自賠責保険は、あくまでも被害者側に賠償金が支払われるもので、加害者自身が負ったケガに関しては支払われません。
事故を起こした加害者自身がケガをした場合や、自損事故(ガードレールや塀などにぶつかったりした場合)によるケガは、任意保険によって保険金が支払われます。
ご自身が加入している自動車保険の内容を確認しておきましょう。

交通事故でよくある症状や痛み

診察

交通事故によるケガでいちばん多いのが、追突の衝撃で頸椎や腰椎に負担がかかることによって発生する、いわゆるむち打ち症です。
むち打ち症は頸椎ねんざや腰椎ねんざのことですが、当院での交通事故治療の8割から9割はむち打ち症です。
むち打ち症は事故直後には痛みはほとんどありませんが、1週間以上経ってから頸椎や腰椎の痛みや違和感、だるさ、動かしづらさなどの症状が発生してきます。
頸椎や腰椎の損傷からさらに肩こりや頭痛、めまい、吐き気、手足のしびれなどを誘発することも多く、後遺症が長引くことも少なくありません。
交通事故によるケガのほとんどは車と車の事故によるものです。
車対歩行者、車対自転車などの事故の場合は、道路に投げ出されるために擦過傷や打撲を負ったり、足首、ひざなどのねんざ、あるいは地面に手をついた際に肩に衝撃を受けて肩をねんざする、というケガも起こります。

治療費について

交通事故によるケガの治療は、警察に届け、病院で受診、加害者側の加入している自賠責保険の保険会社に当院での治療を受ける旨を連絡する、という手続きを踏むことで、患者さまは治療費を負担することなく治療が受けられます。
交通事故によるケガの症状が続いている限り、無料で治療を受けることができます。

保険会社は医師による診断に基づいて、治療費を賠償します。そのため、当院で治療を受けるのと同時に、月に1回以上は病院で診察を受けてください。

妊婦でも治療を受けられる?

院長 石田尚也

当院では交通事故に遭われた妊婦さんの治療も行っています。
マッサージの際はうつぶせや仰向けにはならず、横向きになっていただき、妊婦さんがつらくない姿勢で治療します。
治療内容も、患者さまのご要望に併せ、たとえば電気治療を受けたくない方には施しません。または電気は肩だけに当てて、腰は温熱療法にするなど、その都度調整することが可能です。
塗り薬や湿布は、体内に浸透することを考え、基本的に使用しません。